不要品はオンリー１へ

2018年6月13日 2018年6月13日

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家の中、部屋の中に、どうしても溢れてしまう物。
どう処分しようか困ることが多いですよね。
不要品を手放す方法として「ネットオークション」や「フリマアプリ」があります。
ご近所さんに手渡しを前提としたようなものもありますよね。
それらのサービスは、小さな物はもちろんのこと、処分に困る大きな家具やインテリア・電化製品なども出品できるのが大きな魅力です。
フリマアプリは現在テレビCM等で大々的に宣伝されていますし、実際利用されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？

不要品を必要としてくれる人に「お譲りする」のは、リサイクル・リユースの観点からは最高の方法ですし、簡単にお小遣い稼ぎができると人気のあるサービスですが、意外と面倒くさかったり、トラブルがあったりと、ストレスを抱えてしまうことが少なからずあるんです。
今日は、幅広い世代の方が手軽に始めやすいフリマアプリ・気軽にご近所さんとやり取りできるアプリ、などの個人間やり取りのサービスを「利用してみたらこんなことに困った」というお話をしたいと思います。

■個人間やり取りの落とし穴

1.出品作業が面倒くさい
出品する商品の写真を撮影し、商品説明文を入力しなくてはなりません。
この際、出品物の状態を詳しく正確に入力しないと、後々トラブルの素になってしまいます。
極端なことを言えば、商品の状態は個人の主観によって捉え方は様々。正確に伝えたつもりでも、受け取った購入者からクレームがくる、なんてことも。

2.コメントの対応に時間を取られる
商品説明に状態やサイズを詳しく入力したつもりでも、さらに細かく質問がつくことがあります。
コメントにすぐ返事できればいいのですが、自分も質問相手も、そうはいかないタイミングがありますよね。
コメントのやり取りで数時間、数日かかることもあり、結果、結局購入してもらえずガッカリ・・・ということも日常茶飯事。
サクッと売れたらどんなにスッキリするでしょう・・・。

3.値下げ交渉のコメント
「値下げ交渉が楽しめる」と謳っているフリマアプリ。
確かに値下げ交渉は大きな醍醐味で、出品者・購入者とのやり取りを楽しむことができますが、実はこの「値下げ交渉」が大きなストレスの元になっているという利用者が多いんです。

4.梱包・発送・手渡し作業の手間
お譲りが決まった。そうなると、さあ梱包です。
大きめの商品や、壊れ物だと、とても大変ですし、気を付けなければなりません。
緩衝材などが必要な場合は、自分で購入するなどして用意しなければならず、余計な出費にもなったりします。
そして、梱包したものを、郵便局や宅配業者のサービスセンター、コンビニまで運ぶ労力が必要で、大きなものになると自宅まで集荷しに来てくれるサービスもありますが、別に集荷手数料が必要になります。
大きな家具などを手渡しする時は、お相手に自宅まで来てもらうこともあり、プライバシーの面でも心配になることがありますよね。

5.理不尽な評価
自分では滞りなく終わった取引だと思っても、まさかの理不尽な理由で悪い評価をつけられる人が多いそうです。
「思っていたのと違った」、サイズを表記していたのにも関わらず「我が家には大きすぎた」等々・・・。

そして、やはり一番の問題は、なかなか思うように引き取り手が現れず、自宅に溜まる不要品がなかなか無くならない、ということです。
特にフリマアプリで購入される率は、出品物のカテゴリにもよりますが、一時に比べるとかなり減っているようで「どんなに出品価格を低く設定しても、最近全然売れなくなった」という声を耳にします。

さらに、サービスによっては10％ほどの出品手数料が徴収され、おまけに送料を負担することが多いので、結局たいした売り上げにならなかった・・・ということも多いようです。