断捨利（ものを手放すこと）

2017年11月25日 2017年11月25日

staff

こんにちは。
福岡県北九州市八幡西区の「リサイクル&便利屋」オンリー1です。

めっきり寒くなりましたが、みなさま体調を崩していませんか？
今年はインフルエンザワクチンが不足しているとのことで、注射を受けるのに予約して順番待ち・・・という病院が多いそうです。
もうワクチン接種が済んだ方も、まだという方も、マスク・うがい・手洗い・お部屋の保湿をしっかりするなどして、冬の体調管理には気をつけたいですね。

すっかり定着した「断捨利（だんしゃり）」（※『断捨離』はやましたひでこ氏の登録商標です）という言葉、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか？
「断捨利」とは、物を捨て、物への執着心をなくすことで不要な物を増やさず、身軽で快適な生活を送ることを目的とした整理方法のひとつです。

「断捨利」という言葉が世間に広く浸透し、「物を捨てて家の中をスッキリする」という意味で認識され、家の中の整理＝物を処分する人が増えました。
今まで物を捨てられなかった人にとって、自分の中で良いキッカケになった言葉なんですね。

◇人はなぜ物を手放すことに躊躇してしまうのでしょうか？

単に「片づけられない人」と、ひとくくりにはできません。
物を手放すことができない人には、それぞれ大きな理由があります。

・まだ使えるからもったいない

だいぶ古くなってきたけど、まだまだ動くし、使えるし、捨てるなんてもったいない。
そんな気持ちから、物を手放すことを躊躇する人がいます。
特に、物を大切にするご年配の方が多いですね。

でも、電化製品などは、新製品に買い替えると電気代が安くなることがありますし、家具などは昔の物に比べると、軽くなっている物が多くなっています。大掃除の時など家具を少し動かしたいときなど便利です。
そのお宅に住む人の年齢や家族構成の変化にあわせて、その時その時の暮らしに沿った便利な物に買い替えるのは「もったいない」ことなんてないと思います。

今まで暮らしを支えてくれた物たちに「ありがとう」の気持ちで送り出してあげてくださいね。

・いつかまた使うかもしれない

しばらく使ってないし、今も出番がないけど、いつかまた必要になることがあるかもしれないし、そんな時に「手放さなければよかった」って後悔したくないから。この気持ちもよくわかりますよね。

でも、その「いつか」ってほとんどやってこないんです。
「いつか」がやってこないのはわかってはいるけど、それでも「いつか」使うことがあるかもしれない・・・、そのループから抜け出すために、なにかひとつ手放してみたら、意外とスッキリするかも知れませんよ！

・思い出があるものだから手元に置いておきたい

亡くなった大切な人との思い出の品や形見の品はまた別の話になりますが、昔使っていたものや、長年ずっと傍にあったものなど、今はもう使い道がないし、使うことはないけど、手放すことができないという場合があります。

「あそこに遊びに行った時に記念に買ったなぁ」
「楽しかったあの頃を思い出すなぁ」
「いい時代だったなぁ」

など、人それぞれ思い出や思い入れがあるから手元に置いておきたい、そう思うんですよね。
これを手放してしまうと、思い出まで消えてしまうような気がする・・・そんな気持ち、よくわかります。

それでも家の中にあふれる物に困ったときは、ひとつひとつと向き合って、本当に手放せないのか？を考えてみるといいかも知れませんね。

・捨て方がわからない、難しい

リサイクル法の制定や自治体によって違う分別・大型ゴミの捨て方など、物を捨てること自体が本当にややこしくて面倒な時代になりました。
捨てるためにどこに問い合わせたらいいのかわからないし、廃棄にお金がかかる物があるし、めんどくさいし、もうこのまま家に置いておこう・・・そんな理由も多いのではないでしょうか？